人間ってやつは勝手な生き物だね・・・

て、『私』をイコール『人間』という表現でまとめてしまいましたが・・・ｗ
これ、特に体調崩すようになってからだけど常々感じるようになってんだよね。

ま、例えばこれは些細な事から始まるんだけれど、
まず、体調崩すやん？んで、絶飲食になるでしょ？そうすると、絶飲が解けてお茶飲めるようになるだけで、喜びを味わえるのさ。
でも、直ぐにお粥食とかが羨ましくなるわけだ。で、絶食が解けてお粥が食べられるようになると、噛むものを口にできるだけで喜びを感じるわけ。
でも、それも直ぐに足りなくなって今度はお粥じゃなくて普通のご飯に憧れを抱くわけだ。ご飯が食べられるようになるなら、他の禁じられた食材たちのことは我慢できる！って思うわけ。
だけど、やっぱり禁じられた食材も食べたくて堪らなくなってくるんだよね。食べられないという状況が不幸に思える。
米食えれば幸せだったんじゃないのか！？と自分に言い聞かせるんだけれど、お構いなしに飲み食いしてるのとかテレビで観たりしてると、自由に食べられるってホント幸せだなぁ～って思う。

入院中、腰を折った同室のオバサンは自由に歩いてる私を見て、「自由に歩けるって本当に幸せよね」って言っていた。確かにそう思えた。彼女の『動く』という自由は奪われていたし。
だけど、彼女は『食』の自由はあったので、病院食は残して自由に差し入れを食べていた。お菓子に果物にオカズに・・・。それを見て私は「自由に食べられるって本当に幸せですよね」と言っていた。
無いものねだりなんだよね。
そして、当たり前にやってたことが出来なくなって初めて「当たり前だと思ってた事は実はとても幸せな事なのだ」と気付く。

でも、気付くんだけれど、それが当たり前になってくるとまた、その幸せに対する実感が薄れる。
これの繰り返し。まったく勝手だよねぇ・・・。

こういう事を書きとめて、今の状況に幸せを感じるべきだと自分を戒めてみたりしているわけだ。てへ。

でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・酒呑みたいなぁ～