城崎にて～前編～

ここ３連続の日記との落差が激しすぎますが、突然ブレイクもブレイクな記事でふ。

私、震災の日まで実家にちょぴっと行ってました。
親から「城崎に家族旅行に出かけるから来ない？」と誘われていたのでノビアさんと旦那っちを置き去りにして・・・。

その城崎での思い出とやらを・・・。

『城崎』というのでてっきりあの温泉街を想像しており、『温泉づくし』プラス『カニづくし』な旅行だと思っていたんだけど、なんと温泉宿では無かったし、『あの』城崎の温泉街は一目も望む事無いという城崎旅行でした。
いやはや、それは実は全くの予想外でした。宿の名前は聞いてサイトも見たけれど、『あの』温泉街の外湯巡り位はすると思い込んでいたから。ｗ
でも、ちょっと離れた場所の温泉には行きました。
完全な穴場温泉で、風情の無い場所でしたけど。ｗｗｗｗｗｗｗ
内湯が３８℃位しか無かったので、まだ寒かった城崎で露天風呂など出られるわけもなく。

父が作成した分刻みのスケジュール表は、そのスケジュール通りに動くと予定がずれこんで最後に寄る予定だった、その温泉でゆっくり出来ないと言われていたので、途中はなかなかテキパキ動く事に集中。
ならば何故、そういうスケジュールを組まなかったのかという謎が若干残ったりもするが、父がこういう色々下調べをして、の旅行って初めてだったので本当はその細かいスケジュールにも嬉しかった、とここで呟いておこう。

そのスケジュールも悲しいかな、思い通りに行かない事も幾つかありました。それも含めて旅行の思い出です。

まず出石に寄ってお昼ご飯ということで出石蕎麦を食べました。食べログなどの情報を元に寄った店が『永楽そば』
私、出石蕎麦を出石で食べた事無かったのでどうやって出てくるか知らなかったんです。
出石に近づくにつれて看板が目につきはじめたんだけど、５つの皿に蕎麦が盛ってあってあるんですよ。どんなサイズかわからなかったから、相当お腹一杯になってしまうんじゃ！？と恐れていたんだけれど実は銘々皿位の小さい皿だったんで全然イケマシタ。トロロもあって美味しかったよ。蕎麦の街、それだけの印象。

いや、城もあるんだけど・・・・寄りませんでした。で、家族４人唯一の写真はこれ。

次に向ったのはコウノトリの郷。でも・・・・・・・・・

到着すると、『鳥インフルエンザの対応』ということで生コウノトリを見ることができませんでした。
代わりに剥製を撮る私・・・。ｗ（3/21現在は公開されているようです）

そして先述の温泉に寄り、いざ宿へ。

あまりに時間が余ったので宿近くの海岸へ１０分程度寄り道。

それでも時間を余らせてしまいながら宿へ到着。

まわりに何も無いようだったけれど、カメラを携え散歩に出かけてくるね、と父に言うと「（知らない土地でウロウロしたら）危ない！」と。

えええ！もう娘、箱入りじゃ無い、もはや立派な大人ですよ？心配ご無用ですよ？
でも、そうこうしてる間にあっという間に天気は悪くなり、雪になり・・・・外出断念。

てことで、メインの夕食を楽しみにお菓子も一口で我慢！で、タラフク食べるぞ！これで入院するなら本望だ！とまで思いながら食事にのぞむも・・・

このカニづくしただもんじゃありませんでした。

三杯酢で食べる湯でカニ。そして刺身が最初に用意されており、次に酢味噌和え。この辺りから出てくるスピードに誰も追いつけなくなり始める。
宿の隣が漁港で、そこで水揚げされた国産の松葉蟹を刺身としゃぶしゃぶで食らう。
次に焼き蟹が出てくる頃にはまだ食べ終わってない湯で蟹と刺身と、冷める前に食べたい焼き蟹との間でオロオロする始末。
一生懸命蟹を穿り出してる間に食べ疲れと満腹感と「もう蟹エエわ」という気持ちになってしまい、蟹味噌の甲羅焼きはちょっぴり食べただけ。蟹チリは、何と誰も手をつけられず！
でも、足の付け根の部分はいい出汁になるから先に入れてください、と中居さんに言われた通り、付け根という付け根を全部鍋に放り込んでしまった。

そして、野菜の出汁も、と父が全部野菜も放り込んでしまった。これで手を付けないのはもったいないし、この出汁のいいにおいがゴミになるのは無念過ぎるっ！と思い父が制するのを無視して中居さんにこの出汁で翌朝のご飯に雑炊として出して欲しい、と頼んだ。
心良く引き受けてくれたが、この宿の朝ごはんのメインは、その日の朝にみんなの前でつく餅と、釜で炊いた合鴨農法で作った米なのでそれも食べてもらいますよ、と変な条件をつきつけられた。
そういえば、夕飯の刺身、本当は舟盛り予定だったって言われてた事を今思い出した。あの量で更に舟盛りでドンと出てこられてたら・・・・・。

以降は次のブログに書くことにします。

そうそう、蟹ってめっちゃ綺麗な虹色してたって知ってましたか？

ほらねっ！
そして、蟹刺しに着いていたタグからググって発見。
私たちが食べた蟹を撮ってくれた漁師さんの動画