ノビアパパはノビアさんのトイレ係

29 de Noviembre 2011

BIUTIFUL ビューティフル

これは、テレビのスペイン語口座で紹介されたのを観て、気になっていた映画。

biutiful.jpg

そして、余命限られた父親の話という事で、切ないお話なのかなと思ってたんだけど、
切ない話というより、父親が子供達をとても大切にそして愛しているという思いが溢れていた。
以下、少々内容に触れた感想につきご注意ください。

子供達を一番に考えているけれど、他の人を蔑ろにする訳ではなく、彼なりの思いやりが溢れていた。
それが、残念な結果になったりして、最終的にはいずれもうまくいかない形で話が終わってしまう。
私は最後少し勘違いしていて、その最後の行についてはちょっとホッとしていたんだけれど、
一緒に行った友人が「いや、そこは違うよ、こうだよ」って話してくれた内容を聞いて、とてもショックを受けて映画を観終わってからその後の子供達はどうなっちゃうの?と悲しい気持ちで一杯になった。
人は結局、色々こうなって欲しい、こうであって欲しいという思いがあっても、うまくいかないものなのだと考えさせられた。
それでも、私は色々な欲もあるし期待や希望もあるし、うまくいかないと理解したくないのだけれどね。

映像も良かった。色が深めの暗い色が物語を引き立ててた気がする。
そして、それぞれがなんだかとてもリアリティがある描写で痛みとかえぐさとか色々感じた。
個人的には観終わって重くなる映画はあんまり好きでは無く、特に一人でそういう映画を観るとより一層気分も沈むのだが、
今回は連れがいたということでも救われたか部分も少しあるかもしれないけれど、
それだけではなく、恐らく最後の最後のシーン(最初のシーンでもあるわけだが)のウスバルの表情で重い気持ちから救われた状態で劇場を後に出来た。

【追記】
読み返して、感想文のド下手っぷりにずっこけた。
思っていることを活字に表現できてない。
ということで、是非、この感想文(レビューなんてカッコイイ風の言葉すら使えぬ)を読んで、「なんじゃ?」と思った方に言いたい。

是非、DVDを!

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