23 de Mayo 2012
127時間
映画館の予告だっけ?予告看板だっけ?どっちか忘れたけれど、それを見て気になっていた。
なのでDVDを観たわけです。
何でそーなったか、ってのは予告観て知ってたけど、
それがまさか実話だったとは(って予告でも宣伝してたのに気付いてなかった)
めちゃくちゃ、驚いた。そして、実話ならではの、めっちゃリアリティある展開に引き込まれた。
がしかし!!!!
以下、ネタバレ的な内容につき、観る予定の人はここで読み終えてくださいませ。
評価だけしておこっと。
★★★★☆ (5に近い星4つ!)
はい、以下お気をつけくださいな~。
無事に生還したからこそ、こんなタイトルで映画化もされてるわけで、
だからこそ、何故助かったのかってシーンもあるわけで。
そこが、大概の映像に耐えられるタイプの私でも体が硬直するくらいに
観ているだけで緊張した。んで、怖かった。
まさに九死に一生を得た主人公のアーロン・ラルストン。
九死にの状況下で、私はその判断ができるのだろうか。でも、出来なかったら命を落とす。
まさに九死に一生なのだ。(2回目!w)
それをもの凄く感じさせる、リアリティ溢れる映像。
だから緊張したんだろうし、怖かったんだろう。
たった今、「私はその判断ができるのだろうか」なんて書いたけれど、
鑑賞中、自分に置き換えることは実際は一切無かった。
同じようなことになるって考えられなかったからだと思うのだが、
ならば今ちょっと真剣に考えてみよう。
ネタバレ内容だが(と言っても実話部分を知っていたらネタバレも何も無いんだけどね)
生きて、そこから脱出するために自分の腕を切り落とすのだが、
その判断はどの段階でできるんだろうか。
助けを待つのを諦めて自ら脱出するために「この腕を切り落とすしか生きる道が無い」って決定して
切り落とす判断をするにはかなりの勇気が要るんじゃないだろうか。
それから腕を実際切り落とすのがどんなに大変なことなのか、と気付かされる映像にも体中力が入った。
そして、私はその判断は結局できないまま、衰弱して死を迎えることになるように思う。
映画を観終わって「楽しかった」「悲しかった」「ホッコリ気分になった」「怖くて堪らない」とか
最終的に感情に関連する感想は一切抱いてない。
ジェームズ・フランコの演技、ダニー・ボイル監督の伝え方は凄く良かったと思う。かなり評価したい。
ちなみに、アーロンのドキュメント動画もあったので、貼っておこう。
そいえば、この人、映画の最後のシーンに出てきてるよね?