31 de Julio 2015
バケモノの子
『バケモノの子』観てきましたですよ。
この日も暑く、家の中でどっかの会社名が入った粗品タオルを首に巻いて過ごしていたまま、うっかり外出。
バスに乗る直前で気づいて慌てて外すが、そのタオルが映画中の涙を拭うのに丁度よかった。w
家族とある事情から分かれ分かれになってしまった主人公『九太』が
渋天街という渋谷から通じるバケモノの世界で『熊徹』という強い熊のバケモノの弟子となり成長していくお話。
ただ『九太』は素直な弟子となる訳では無く、『熊徹』も師匠らしからぬ態度で二人は喧嘩ばかり。
でも、その二人の間には本人たちも気づかぬ内に絶対なる信頼関係が出来ていき、
立派な一番弟子と成長する、ちゃんちゃん。で話が終わる訳では無い。
途中からヒョンな事から戻った人間界とバケモノ界とを行き来しながら
そこで出会った『楓』という女の子に助けられながら人間としても成長していく。
そのあたりからグッと泣かせるシーンが色々あったわけでは無いのに、
何か胸が熱くなって涙がホロホロこぼれ始めた。
最後の最後は清々しい気持ちになれ、気分良く映画館を後にできる、
元気をもらえる映画だったように思う。
自分の『胸の中の剣』って何だろう?って考えちゃったけど。
そういえば、『百秋坊』がリリー・フランキーが声なんだけど、
『百秋坊』はリリー・フランキーにしか見えなかったです。そっくり!
あと、渋谷の街で『渋天街』の入口探したくもなりました♪
実際ある街、っていうのがまた趣きありますよね。
★★★★★
映画の前にテレビで細田守監督作品が色々やったけれど
私は『おおかみこどもの雨と雪』しか実はちゃんと観た事無いのです。
それも好きです。でも切なかった。