ノビアパパはノビアさんのトイレ係

27 de Noviembre 2011

やっぱり、対『ヒト』だからさ・・・。

以前の日記で述べた事があるToksyでのこと。
Toksyが何かというのはリンク先にも掲載しているが、飛んで読むのが面倒な方へ簡単に説明すると『被災者へ個人間で支援物資を送ろう』と掲げているサイト&仕組みで、こちらから「これ、良かったら使いませんか?要りませんか?」と登録したものを見つけて「あ、要る!」という方へ、もしくは「これ、欲しいんですが誰か支援してもらえませんか?」と希望を出したモノが自分の所にあって支援できそうならば「わかりました、送りますよ」と配送し、支援をするというもの。

今回久しぶりに、数点登録した。
そして、依頼が届いた。前回は先着順に近い形で配送したけれど、今回は相手の状況を見て誰に送るか決めようと考えていた。
希望者のプロフにはそれぞれ現状や思いなど色々書いているので、それを判断材料にしようと。
ところが、蓋を開けると(というか数日待ってみたが)今回はそれぞれ1人ずつしか配送依頼が届かなかったので、あまり長いこと待たせてもいけないと思ってそれぞれの唯一の希望者に配送する事になった。
その中の1人のプロフが最初は1文字も書かれていなくて、配送依頼の文章も「気に入ったからください」とだけ。
今迄含め他の人たちはその物資がどうして必要か等、ちゃんと伝えてくれている(いた)し、プロフを見ると現状を少しだけでも垣間見る事ができ、そうする事によってこちらも出来る限りの事をしたい、と感じるようになっていた。
だから正直、他の希望者が出てきた場合、1文字もプロフが書かれて無い人は選ぶつもりは無かった。
もしかして、ネットに不慣れだったり登録したてでよくわからないのかな?と思って数日待った結果、プロフが少し更新されていた。
その内容は、誰かに喧嘩でも売ってるように、、、と迄言っては大袈裟かもしれないが、恐らく現状への不満が出てしまっているのだろうけど、たった1文程度の言葉。
譲る方は、自分自身が使わないモノ等を送っている訳だけれど、それぞれのモノへの愛着もあったり大切に使っていたものを送ったりする人だってたくさんいると思う。それに配送料は無料じゃない。大きいものであればあるほどそれだけお金だってかかっている。
気持ちの事なのでお金云々をあまり述べたく無いが、申し訳無いけれど、一般の人間が相手であるという事を考えて欲しいと思った。

その人に送るモノに関しては、何か少しでも役立てれば・・・・という思いが芽生えにくい状況の中、配送の準備を始めた。
ところが、その人の宛名の入力に不備があり、送る準備が滞ってしまった。ということで、宛名確認のメッセージを送るが音沙汰が無い・・・。

うー。困った。

という事で、他でその人の何か希望出している商品辺りから、
コミュニケーション取れないだろうか?と思って色々検索してみると、その人に対して数名の人がプロフの内容について不快感を顕わにしている書き込みがあった。
何も誰もが見る場所で書き込まなくても・・・という自分と、同意している自分がいた。

同意の方が正直大きい。
実は、この書き込みを見る迄は、モノを配送する時にプロフをもう少し色々細かく書くことを薦めようと考えていたからだ。
私は被災地の現状を全然解れていないし、北国の冬の厳しさも想像出来無い。
そういう事を含めて色々説明を書いたほうが貴方にとってこれが必要なのだな、と思った支援者は物資を送るだろうし、
定数以上の依頼が届いた場合の選択基準はあくまでも配送依頼のメッセージ内容とプロフだけなのだから、そこを端折るといつまで経っても何も送られてこない可能性が高いよ、大きなお世話だがこれが支援者側の心情だ、というような事を手紙(必ず手紙は添えるようにしている)に書こうと思っていた。
でも、既に公の場で他の数名から意見されていたので、書かないかもしれない。

もしかしたら、色々な事がうまくいかなかったり信用できなくなっていたりするのかもしれないな・・・。

それがそのプロフの言葉になって表れているのかもしれない。悲しい事だけれど。
でも、その部分を表に出さずに支援者側が相手の気持ちを察する事はネット上では特に難しいんだということを把握して欲しい。

あ、やっぱり送るときの手紙にその事、書こう。

返事、届くといいな。

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